セルフチェック

健康について

1. 最近の体調は良い

  • はい
  • いいえ

2. 自分の治療に参加できている

  • はい
  • いいえ

3. 睡眠は十分にとれている

  • はい
  • いいえ

4. 気分の落ち込みなどがある

  • はい
  • いいえ

5. 最近、体重をはかった

  • はい
  • いいえ

6. 血圧をはかっている

  • はい
  • いいえ

7. 地域や職場の健診を受けている

  • はい
  • いいえ

8. タバコを吸う

  • はい
  • いいえ

9. お酒をのむ

  • はい
  • いいえ

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セルフチェックの結果

1. 最近の体調は良い:「いいえ」

「自分の体は自分が一番よくわかる」とはいえ、自己診断はかえって危険な場合も…病気や薬の副作用だけでなく、個人の体質や加齢、ストレスなど様々な原因が考えられます。

少し気になるくらいの体調の変化も、なるべく早めに、通院先の医療スタッフに話してみてください。HIVやその他の病気についての治療方針や、より健康な暮らしにつながるアドバイスが得られるかもしれません。

2. 自分の治療に参加できている:「いいえ」

HIVの薬は、年々進歩しています。より副作用が少ない薬や、1日に1回の服用ですむ薬、他の病気の治療への影響が少ない薬もあります。

自分の治療について、ついつい病院まかせになっていませんか?医療スタッフでも、患者さんからの申し出があって初めてわかることがあります。薬など治療に関して、わからないことや気になることがあれば、早めに通院先の医療スタッフに相談してみましょう。

3. 睡眠は十分にとれている:「いいえ」

うまく睡眠がとれない原因には、ちょっとした生活習慣や、寝るときの環境、悩みや不安がある場合など、いろいろな理由が考えられます。HIV薬の種類によっては、睡眠に影響があるものもあります。

うまく眠れない日が続くと、仕事や学業などにも支障がありますし、他の病気にもかかりやすくなります。ぜひ、いちど通院先の医療スタッフに相談してみてください。

4. 気分の落ち込みなどがある:「はい」

薬の影響によって気分の落ち込みが生じる場合もありますので、通院先の医療スタッフと話してみてはいかがでしょうか。落ち込んだ気持ちを言葉にしたり、誰かと共有したりすることで、次につながることもあります。

また、気分の落ち込みがHIVになったことと関係しているならば、他のHIV陽性者の考えを聞いたり、実際に話したりすることで、新たな考え方のヒントを得られたり、少し気持ちを軽くすることができるかもしれません。

HIV感染症とカウンセリング
ぷれいす東京 ネスト・プログラム
HIV陽性者のための総合情報ポータルサイト Futures Japan

5. 最近、体重をはかった:「いいえ」

急激な体重の増減は、食事や運動など生活習慣の変化によって起こりますが、何らかの病気のサインである場合もあります。また、HIVのウイルスや薬の影響で、骨が弱くなることあります。

通院先で毎回測定している方は、ちょっとした体重の変化で一喜一憂する必要はありません。そうでない方は自宅等で定期的に体重を測定し、体重が大きく変化していると思ったら、通院先の医療スタッフに相談してみてください。

6. 血圧をはかっている:「いいえ」

血圧測定は、脳卒中や心臓病、腎臓への負担などのリスクを知るための目安になります。一般的に、血圧が高い人ほどこうした病気になりやすくなります。

他の人との比較するのではなく、定期的に血圧をはかって、自分の平均的な血圧を知ることが大切です。「自分の血圧をよく知らない」という方は、ぜひ一度、通院先で測ってもらいましょう。

7. 地域や職場の健診を受けている:「いいえ」

市区町村や職場の定期健診は、ぜひ受けましょう。こうした定期健診では、HIVの検査は行われていませんので、感染していることを知られる心配はありません。「要精密検査」となった場合、プライバシーが不安な方は事前に通院先の医療スタッフに相談してみましょう。職場に知られないよう配慮してもらうことができます。

「定期的に通院して、検査してもらっているから…」と思っていても、HIVのための通院時に行っている採血検査では、実施していない検査項目が多くあります。

8. タバコを吸う:「はい」

一般的に、喫煙によって、がん、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、肺気腫などを引き起こす可能性が高くなります。また、HIVに感染していると、そうでない人よりも肺がんのリスクが高いと言われています。

精神的に無理なく禁煙をするためには、医療機関の禁煙外来を受診することをおすすめします(健康保健の適用があります)。禁煙補助薬やカウンセリングなどで効果的に禁煙できますので、通院先の医療スタッフに相談してみてください。

9. お酒をのむ:「はい」

適度な飲酒は、ストレスの解消や円滑な人間関係の助けになる面もありますから、あまり気にする必要はありません。

いっぽうで、飲みすぎは体調不良・不眠・高血圧・脂質異常などにつながりますので気をつけましょう。また「お酒が原因で、人間関係や仕事でトラブルになりやすい」、「お金に困るほど飲んでしまう」、「お酒がないと不安になる、イライラする」という方は、いちど通院先でカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

自身の生活習慣をあらかじめ伝えておくことで、治療方針や他の病気の早期発見につながることもあります。ぜひ通院先の医療スタッフに相談してみましょう。

規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事、他の性感染症の予防など、一般的に健康に良いとされていることは、HIVで治療中の方にとっても大切です。