セルフチェック

薬について

1. お薬手帳を使っている

  • はい
  • いいえ

2. 他の医療機関などからもらっている薬がある

  • はい
  • いいえ

3. 病院の薬以外でのんでいるものがある

  • はい
  • いいえ

4. 薬をのめないことがある

  • ほとんどない
  • 月に2回以上ある

5. 薬をのむタイミングは生活リズムと合っている

  • はい
  • いいえ

6. 薬をのみつづけられるように、自分で工夫していることがある

  • はい
  • いいえ

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セルフチェックの結果

1. お薬手帳を使っている:「いいえ」

ご存じですか?「お薬手帳」
おくすり手帳は、自分が使っている薬の名前や量、回数を記録する手帳です。薬局でもらうことができます。

手帳には自分で記入することもできますが、薬局で処方薬といっしょにもらえるシールを貼っておくことで、処方された薬の記録になります。

薬の処方を受けるときにおくすり手帳を見せれば、「他の薬との組み合わせに問題はないか」「以前に薬の副作用やアレルギーはなかったか」など専門的に判断してもらうことができます。また、旅行先や災害時で手元に薬がない場合も、自分の薬の情報を正確に伝えることができます。

※いろいろなデザインがありますので、表紙等は写真と異なる場合があります。

2. 他の医療機関などからもらっている薬がある:「はい」

HIVの薬と一緒に服用すると、治療効果に影響してしまう薬があります。他の病院でもらった薬がある場合は、のみ合わせについて通院先の医療スタッフにご相談下さい。

服用している薬を「おくすり手帳」に記載しておくと、のみ合わせについて医療スタッフから適切なアドバイスを受けることができます。

【例】他の病院でもらった薬、市販薬、育毛用のみ薬、禁煙の薬、ED治療薬、ホルモン注射など

3. 病院の薬以外でのんでいるものがある:「はい」

薬局で買える薬、サプリメント、漢方などの中には、HIVの治療に適さないものがあります。よく利用する市販薬や健康食品等がある場合には、のみ合わせについて通院先の医療スタッフにご相談下さい。

【例】薬局で買える薬、サプリメント、漢方、ドラッグなど

違法薬物などのドラッグや、セックスの際に使用するサプリメントなど、医療機関での相談に不安がある場合には、NGOの相談サービスを利用することもできます。

HIV陽性者のための総合情報ポータルサイト Futures Japan

4. 薬をのめないことがある:「月に2回以上ある」

HIVウイルスをおさえるには、毎日の服薬を忘れないことが大切です。薬の種類や個人差がありますが、月に2回以上のみ忘れるようであれば、いちど通院先の医療スタッフに相談してみてはいかがでしょうか。

「どのようなときに、よくのみ忘れるか」を覚えておいて、これを防ぐ方法を考えてみましょう。また、他のHIV陽性者が行っている工夫も参考にすると良いでしょう。

【例】ピルケースの活用、外出時に持ち歩く、職場に置いておく、スマホ・携帯電話のアラームなど

ぷれいす東京 ネスト・プログラム

5. 薬をのむタイミングは生活リズムと合っている:「いいえ」

食事、睡眠、仕事などの生活リズムに、服薬の時間を合わせることで、のみ忘れにくくなります。いっぽうで、薬をのむ時間を守るために、自分の本来の生活をあまり制限してしまうと、かえって長く続けていくことが負担になるかもしれません。無理なく続けるためにも、通院先の医療スタッフに相談してみると良いでしょう。

6. 薬をのみつづけられるように、自分で工夫していることがある:「いいえ」

長く服薬を続けていると、「毎日」「時間を守って」「のみ続ける」ということに、疲れてしまう人もいるようです。もし「薬をのむ時間が気になってしかたがない」「なんとかのめているけど、無理してがんばっている」と感じるようであれば、通院先の医療スタッフに話してみると良いかもしれません。

HIVの薬の種類によっては、服用が数時間ズレても、治療の効果に問題がない場合もあります。あまり神経質になりすぎないことも、長く続けていくコツかもしれません。

こんなこと気になっていませんか?

「HIVの薬と、他の薬の組み合わせってどうなのかな」
他の病院でもらった薬、市販薬、漢方、サプリメント、育毛用のみ薬、禁煙の薬、ED治療薬、ホルモン注射、ドラッグなど…
「災害があったら、どうしよう…、予備の薬って持ち歩いていたほうがいいのかな?」
「のみ忘れないためのいいアイデアおしえて!」
「海外旅行に行くんだけど、薬はいつのんだらいい?」
「薬をのんでるから、コンドームはいらないよね?」
「パートナーも同じ病気だから、気をつけることは特にないよね?」
悩んだり困ったりした場合には、通院先の医療スタッフに相談してみましょう。