生活について
1. 近々生活の環境が変わる予定がある、あるいは変わった(転居、退職、転職、生活を共にする人など)
- はい
- いいえ
2. 仕事やお金に関して、気になっていることがある
- はい
- いいえ
3. 医療費や福祉制度、生命保険等について確認したいことがある
- はい
- いいえ
4. 個人情報(病名等)の漏洩が気になる
- はい
- いいえ
5. 人間関係で気になっていることがある
- はい
- いいえ
6. 閉塞感、虚無感(むなしさ)、孤独感(さみしさ)等を感じることがある
- はい
- いいえ
7. 家族の介護や自分の老後が気になる
- はい
- いいえ
8. 今まで病気を伝えていなかった人への告知を考えている
- はい
- いいえ
9. 他の陽性者がどのように生活しているのか知りたい
- はい
- いいえ
セルフチェックの結果
2. 仕事やお金に関して、気になっていることがある:「はい」
お金のことで困っている場合には、一人で抱え込まずに、まずは通院先で通院先の医療スタッフにご相談ください。経済状況によっては、治療が継続できるように活用できる制度があります。
HIVに関連して、仕事や職場についての不安や悩みがある場合には、他のHIV陽性者の考え方を聞いてみたり、NGOの電話相談を利用したりすることも有効です。
3. 医療費や福祉制度、生命保険等について確認したいことがある:「はい」
まずは通院先の医療スタッフにご相談ください。
「通院先の医療スタッフでは、HIVについて理解しているか不安…」という方は、NGOの電話相談を利用することもおすすめです。
4. 個人情報(病名等)の漏洩が気になる:「はい」
役所などの行政機関、勤め先などの企業、そして医療機関には、法的に個人情報を守る(もらしてはいけない)義務があります。通常は心配ありませんが、不安な場合にはNGOの相談サービスに尋ねてみると良いでしょう。
いっぽう、個人的な人間関係の中では、プライバシーがもれてしまう可能性がないとは言えません。もし、HIVやセクシャリティのことで誰かにおどされていたり、いやがらせや不当な扱いを受けていたりしたときは、弁護士に相談することも考えましょう。「法テラス」では、あまりお金がない場合も相談に応じてもらえます。
5. 人間関係で気になっていることがある:「はい」
人間関係に関する不安や悩みについては、他のHIV陽性者の考え方を聞いてみることや、NGOの電話相談を利用することも有効です。
6. 閉塞感、虚無感(むなしさ)、孤独感(さみしさ)等を感じることがある:「はい」
誰でも気持ちの上下はあるものですが、うつ病などの兆候である場合もあります。日常生活に支障があると感じたら、まずは通院先の医療スタッフに相談してみましょう。
他のHIV陽性者と会ったり、話したりすることで、気持ちが軽くなるかもしれません。
7. 家族の介護や自分の老後が気になる:「はい」
医療や介護の分野でも、まだまだHIVに対する理解が進んでいるとは言えない状況ですが、最近ではHIV陽性であっても問題なく受け入れるところも増えてきています。
ご自身の老後はもちろん、家族の介護のことでも、気になることがあれば通院先の医療スタッフに相談してみましょう。必要なサポートや、介護に関する様々な制度について、教えてもらうことができます。
8. 今まで病気を伝えていなかった人への告知を考えている:「はい」
家族、職場、学校、友人、恋人、配偶者、セックスの相手…伝えようと思っている相手との関係や、伝えるタイミング、現在のあなたの状況などに応じて、焦らずゆっくり検討してみましょう。
HIV陽性であることを「話さなければいけない」と感じるのではなく、「伝えることによって、どのようなメリット、リスクがあるのか」を中心にして、考えることが大切です。
一人で考えるだけでなく、NGOの相談サービスや、他のHIV陽性者の考え方も参考にすると良いでしょう。
9. 他の陽性者がどのように生活しているのか知りたい:「はい」
下記のウェブサイトでは、HIV陽性者による手記やブログ、他のHIV陽性者どうしでのQ&Aなどを読むことができます。ぜひ参考にしてみてください。
地域によっては、HIV陽性者のグループミーティングも開かれています。実際に会って話してみたい方は、主催団体に問い合わせてみましょう。
→ HIV陽性者のための総合情報ポータルサイト Futures Japan
→ ぷれいす東京 ネスト・プログラム
→ HIVマップ
長期にわたって療養生活を続ける中で生活環境や心境が変わることは自然なことです。あなたはその変化をどのように感じていますか?
これまでも病気と付き合いながら生活する中で、何かを制限したり、工夫したりしながらやってこられたのではないかと思います。
あなたがこれからも自分らしく生活するために、通院先の医療スタッフや通院先の医療スタッフなどの専門職や患者支援団体などもお力になれるかもしれません。気になることがあれば、気軽に相談してみてください。
1. 近々生活の環境が変わる予定がある、あるいは変わった:「はい」
仕事や住まいが変わるときや、通院先を変える場合には、かならず通院先の医療スタッフにご相談ください。身体障害者手帳や自立支援医療など福祉制度の手続き、通院先の変更のための紹介状が必要になります。
また、生活環境の変化から、自分でも気づかないストレスから心のバランスをくずすことがあるかもしれません。通院先の医療スタッフやNGOの電話相談を活用してみましょう。
→ HIV陽性者のための総合情報ポータルサイト Futures Japan